IPv6の無効化
教科書通りにLinuxをインストールするとIPv6が有効になります。IPv4とIPv6が同時に有効 (デュアルスタック) だとIPv6が優先されます。 DNSサーバの名前解決のときにIPv6が優先されることで、不具合が発生する可能性があります。
IPv6を無効
/etc/sysctl.d/に99-disable-ipv6.confファイルを新規に作成します。先頭の数字を除きファイル名は任意の名前にできます。
sudo vi /etc/sysctl.d/99-disable-ipv6.conf
ファイルに次の内容を記述します。
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1
設定を反映させます。
sudo sysctl --system
IPv6が無効になっいていることを確認します。次のコマンドで何も表示されなければ無効になっています。
ip a | grep inet6
tip
GRUBの設定ファイルを修正して、カーネルイメージ作成することで、カーネルレベルでIPv6を無効化することもできます。
BIND (DNS Server) でIPv6を無効
名前解決で使用するDNSサーバBindの設定を変更します。
/etc/sysconfig/namedファイルを編集します。
sudo vi /etc/sysconfig/named
/etc/sysconfig/namedの最後に次の設定を追加します。
OPTIONS="-4"
bindを再起動します。
sudo systemctl restart named-chroot
Postfix (SMTP Server) でIPv6を無効
メール配送で使用するメールサーバPostfixの設定を変更します。
/etc/postfix/main.cfファイルを修正します。
sudo vi /etc/postfix/main.cf
プロトコルにipv4を指定します。
inet_protocols = ipv4
Dovecot (IMAP Server) でIPv6を無効
メール受信で使用するメールサーバDovecotの設定を変更します。
/etc/dovecot/dovecot.confファイルを修正します。
sudo vi /etc/dovecot/dovecot.conf
リッスンするアドレスにIPv4のアドレス (すべてを意味する0.0.0.0) を設定します。
listen = 0.0.0.0